歯車に関連した書籍
「押し込みでございます。」 伊兵衛はいわくのついた素人四人を仲間に引き込み、数百両が眠る問屋への押し込みを計画する。 いつのまにか闇の中の歯車が回り始める。 藤沢周平の初期の作品で後期の作品(よろずや平四郎活人剣など)に比べると粗削りな感もあるが、ストーリーは巧妙で面白い。 著者の特徴である、市井を中心に描かれていて、現代でも近くにいそうな等身大の登場人物が共感を呼び、ストーリーに深みを加えている。
設計者に必要な加工の基礎知識―これだけは知っておきたい機械加工の常識 (実際の設計選書)
全く畑違いな仕事に就くに当たって、私が求めた基礎の基礎を書いた本。Amazonでの評価が良かったのでこの本を選びました。 金属加工の基本的な流れを広く浅く丁寧に解説してあります。材料切り出しに始まり、機械の基礎知識、加工法、測定、組み立て、保守その他治具などまで網羅してあります。絵が多くて分かりやすく、初学者である私にもそれなりに理解できるものでした。たぶんこの手の本に多いであろう、古くさい表記が少なく取っつきやすいというのも理解をスムーズにしていたと思います。 各技術については概要のみ触れているため、その詳細にまでは踏み込んでいません。「設計者のための基礎知識」であるため詳細はあえて触れていないのでしょう。それがかえって入門書的に良い点であるとも思います。実際、詳細な技術についてはそれだけで各々一冊の本になるボリュームだろうし、技術は現場で身につけるものだから本にあまり期待しすぎないというスタ
百万分の一の歯車!―世界一の超極小部品をつくる樹研工業の技と哲学
樹研工業が開発に成功した世界最小最軽量の100万分の1グラムの歯車は、それをフィルムケースに2万個集めても、肉眼ではチリが入っているようにしか見えないという。さらに驚くことに、その用途はまだ決まっていないという。 なぜそのような技術が可能なのか、なぜ用途のないモノをつくるのか、そしてなぜ大企業をしのぐ技術力で成功を収めることができたのかなど、さまざまな疑問がわき起こる。本書では同社の「カリスマ経営者」が、みずからその「なぜ」に答えている。 大企業をしのぐ中小企業の多くは技術を特化した戦略をもっている。樹研工業の場合も、オイルショック時に著者がモノの軽薄短小化のトレンドを予測し、以来「小さいもので生きていこう」と決意したという。さらに、価格競争をしない、会社規模を競わないなど、「やるべき競争とやらざるべき競争」を峻別してきたともいう。そして、「小さいもの」の開発を先行させて成功した体験から
レガロシリーズは、華鬼から時々読んでいます。華鬼の方がキャラクター(主に華鬼)の魅力は高く、設定の練り込みや文章はうまいです。しかし、読みやすさや主人公達の掛け合いの楽しさ、読みやすさはこちらの方が上。特にヒーローの報われているのに報われきれない様子が読んでいて楽しかったです(笑)。ただ、ヒロインが自分の世界から異世界に来たときの様子や、キュウがヒロインを好きな理由やヒロインを何故異世界に連れてきたのかの理由をもっと細かく書いてほしかったです。なので、☆は4つ。キュウがヒロインを大切に想い、異世界に連れてきた理由はネット版の小説を見れば分かりますが、そこまで書籍化されていないので、ぜひ続編が出てほしいところ。
中学生で読んだときには「狂う」とはこういうものなのかと漠然と思っただけだが 後年、いろいろな経験をつんでみて、芥川は決して狂ってはいなかった思う。 少なくとも現代の精神医学では病気ではない。病気の直前の神経衰弱でしょう。 でなければ作品にならない。狂気に近づきつつある自分を客観視しているのですから。 ただ、実母が狂死したという「話」に過敏になっていたこともあり、 彼の中ではリアリティのある「思い」だったのでしょう。 最期は自殺なわけですが、少なくとも狂う前に行なっている。 狂えれば楽だったかもしれない。いやいや、神経質な人にこんな言い方は失礼だが もうちょっと我慢して、誰かまともな相談相手がいればよかった。 私としては「情死説」も完全否定はしていません。
芥川の晩年の作品集である。ここに収められている「河童」「或阿呆の一生」「「闇中問答」「歯車」は、晩年の芥川の考え、心情を理解するためには、是非とも読んでおきたい作品だ。改めてこれらを読むと、芥川の心を覆っていた闇の深さに驚かされる。 「河童」は、大正期の日本社会のカリカチュアとなっており、いかに理不尽で不思議な常識が、人間社会でまかりとおっているかを、芥川は見事に浮き彫りにしてみせる。 「或阿呆の一生」では、「人生は二十九歳の彼にはもう少しも明るくはなかつた」「彼の前にあるものは唯発狂か自殺かだけだった」と述べる。凡庸な日々の生活や、鋭い理性と感性から来る、日常的な不安、そして、良心も宗教も存在しない、彼の心と彼を取り巻く社会によって彼は追い詰められてしまったのだ。 「闇中問答」は、芥川が得意としたアフォリズムがちりばめられた、自問自答の作品だ。自分は「どう云う良心も持っていない」と述べる
会社の歯車から抜け出す方法 人生を劇的に楽しくする仕事のルール
友人がはまっていてこの本を買わされましたが、はっきり言って他の成功本から抜き書きした内容の薄い本です。 その友人からはしつこく何度も高価な健康商品を勧められました。 サラリーマンをやめると後はネットワークビジネスで友人を失うしか無い様です。 読み物としてはまあまあですが、実践が伴っていない本です。 それでも良ければ買ってみるのも良いかもしれません。